2012年10月22日月曜日

表情と収入の相関関係。

最近、道を歩いていて思うのだけれど,、暗~い表情の人が多い。体調が悪いのか、精神的に病んでいるのか、それとも哀しい出来事があったのか…。それぞれに事情は異なるんだろうけど、それらの原因の1つに「お金が無い」ってゆー状態をキープしている人が多いのではないかと思うのだ。
確かに、上野公園や駅周辺の桜並木のたもとに居付いている乞食の方々の表情を覗き込んでみると、働いてもいないのに疲れた顔をしていて苦しそうだし、泣きそうであったり、何かに対して怒っていたりする顔つきに成り下がって久しく、彼らから、明日への希望を見出すことはできない。
それに対して金融資産で100万ドル以上を保有している富裕層のお客様の家にお邪魔したりすると、部屋全体がパーっと明るく、こちらの話に呼応して夫婦で顔を見合わせて笑ってくれたりする。息もピッタリの夫婦漫才師のようでもある。加えて、表情に陰りがなく、なんとなく明るい雰囲気を家の中にいる各人が自然発露的に醸し出している様に、爽やかな森の匂いを感じたりする(なんでやねん)。そーゆ家族の構成員たる子供達は勿論のこと、犬や猫までが微笑みを絶やさなかったりするからすこぶる不思議な感じがする。
この差は何なのだろう? 表情が明るいから収入が多くなるのだろうか。それとも、表情が暗いから収入が少なくなるのだろうか。別の見方で、収入が多いから笑いが止まらないのか、収入が少ないから笑えないのか。どっちなんだろう?
お金が全てではないにしろ、経済的な余裕があれば表情が明るくなるのは当然だろうし、その逆もまた真なりってことか…。そうかもしれない。
写真は24歳のころの私で、証券会社の独身寮で入社3年目に同期の野村君(現在かれは富裕層)が撮影したものである。
当時の私は大した金も持っていないのに、自信たっぷりのよーに写っている。その後、食うに困ることもなく遊び倒して今に至る訳だが、28年前も、将来に対する不安も全くなく、生来の私の楽観的性格が写真から滲み出ている。空元気であっても、それは元気の一形態に相違なく、その表情が奏功し収入に結びついていったのかもしれない。
とにかく、明るく、いい加減に、肩の力を抜いて日々を過ごしていくことが大事なんじゃないか、今日の時点ではそんなことをぼんやりと考えている私である。

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