2012年5月30日水曜日

執行役員。

写真は歴代の朝鮮王朝の王と王妃の位牌が祭られた霊廟で宗廟(チョンミョ)ってゆーんだけど、今日は執行役員について書く。 最近、学生時代からの無二の親友であるK君が、とある名門ゼネコンの執行役員に就任した。前に私がいた、みずほ証券でも既に同期2名が執行役員になっているので、ことさらマーベラスなことではないものの、この執行役員って何なのよと質問されたら、あなたは説明ができるだろうか?   そもそも、執行役員は、商法上でいう取締役ではないので、当然、代表権もない。 執行役員とは、会社の業務執行に対する責任と権限を持つ役員であるものの「代表取締役の指揮命令下にある会社使用人」であるだけで、法的定義のある取締役とは異なる。日本では1990年代後半より、経営に専念する人と業務の執行に専念する人を分離して、それぞれの役割分担を明確にする制度が導入され始めた。通常の役員(取締役)が取締役会の意思決定に参加するのに対し、執行役員は意思決定には直接参加ができない。一方、執行役とは、2002年の商法改正で創設された機関で、委員会設置会社にて業務執行を行い、上記の執行役員とは役割が異なる。委員会設置会社においては、業務の決定と執行機関が分離され、前者は取締役会が、後者は執行役が担当することとなった。 なので、K君は上席部長待遇って感じなのかな? どっちにしろ、おめでたいことは間違いないので、私があんこう鍋の老舗で一席設けることは、間違いありません。領収書は彼に差し上げるので奥さんに何か買ってあげてちょうだいねー。

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