2011年11月22日火曜日

当面の金融マーケットについて。

前に1ドルは60円になるとか、1ユーロは80円になるとか書いたけど、その考えは全く変わっていないどころか少しずつ少しずつ近づいてきているので、なんとなくニヤニヤしている。
来週の金曜日から在住人口2200万人とも言われる上海と人口700万人の古都・洛陽を視察してくるので、対ドルや日本円と比較した人民元の実際の価値を学習してくることにもなり、なお一層、実体経済を深く掘り下げてこられるんじゃーないかなぁ。マクドナルドにも行ってみるつもりだけどね(これゎビッグマック指数の検証ね)。
ところで、1899年にアメリカが「対中門戸開放宣言」をローンチした時から、GDPで米中の順位が逆転するとされている2016年までの117年間が「アメリカの時代」だったと言えそうな気がしてきている。その終焉を我々は証人として承認する光栄に恵まれるのだろう。
覇権国家としてのドル、債券市場は徐々に馬群に消え、銀行その他金融機関を触媒に異常な安定を維持する国債に支えられた円マーケットは独自のポジションを維持していくだろう。アメリカの「カトリーナ」特需にも似た、3・11特需や今後起こるであろう千葉東方沖地震による特需で国内インフラは更に整備され、結果、GDPの押し上げ効果をも惹起するのではないかと考える。低金利が国内金融機関を肥え太らせ、国債とゆー手形の流通を助け、個人金融資産をその手形にすり替えていく作業は粛々と進みそうだ。
どの道、反則気味の人民元は切り上げを余儀なくされ、米ドルは切り下げとゆーか紙っぺらに近い存在に向かわざるを得ない。とすると、日本人は今は中国に行って寝泊りし飲み食いをしてもいいけれど、2016年以降は没落したアメリカまでアメリカ製の飛行機で行って、強い円を両替して弱いドルを懐に、寝泊りし暴飲暴食すべきであろう。我々の世代が老人になるころのトレンドは、ハワイ定住かアメリカ一周旅行になると思う。5万円とか8万円で相当楽しく遊べちゃったりしてねー。
金融マーケットの話をする予定が、大きく外れた内容になってしまった。失礼失礼。

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