2011年7月22日金曜日

ときめきのFriday night.

写真は本文とは直接関係ないんだけど、最近の私は、女子高生と喋る機会が多い。なんだかなー。
彼女らに、特別に見た目が良いとゆー必要は全く無く、並みで十分だ。ありがたいありがたい。話をしてみると、アメリカに住みたいとか、いい大学に進学したいとか、声優になりたいとか、前向きで夢のある女の子が多い。そして笑いながら話をしているケースが殆んどだ。これは体調と精神状態が良くなければニコニコ喋れないだろうから、意外にありそうでなさそうなことだ。この一点のみを取り上げて言うなら、案外と日本の将来は明るいのかもしれない。
ひょっとしたら、こーいった若い日本の女が、そう遠くない将来、この国を牽引していくのではないか?
目標が明確、行動が現実的かつ具体的、生理反応に敏感…。すべて女性発のビヘイビアだ。翻って50代の男はどうだろう?
飲み屋で飲んでいる類の彼らは、まだ明るい方だろう。駄目なのは、まっすぐ常磐線や京浜東北線で帰宅する人たちである。一様に生気とゆーか表情に乏しい。覇気がない、笑わない、デスマスク、はにわ顔、おまけに不潔。それくらいならまだオッケーだが、酷い人になると、最初から泪目、挙動不審、独り言の連呼って有様だ。
私が生まれた昭和35年当時から昭和39年の東京オリンピック、昭和45年の大阪万博にかけては、ひょっとして今と真逆の状況だったのではないか?
女子高生たちは悩みが多く将来への漠然とした不安を抱え憂いを含んだ子が少なからずいた。逆に50代の男は意気軒昂としていて、そっくり返って道の真ん中を歩いていたのではないか?
大阪万博から41年、今もなお、変わらずに屹立しているのは岡本太郎作、太陽の塔ぐらいなのかもしれない。
女子高生と会話して、まぁ、それなりに愉しい金曜日ではあったのだが、あと75年は生きる彼女らと残り30年弱の中年男としては、その勢いの差を感じざるを得ず、ひとかけらの嫉妬を禁じ得なかった。

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