2011年7月2日土曜日

山谷地区。

岡林信康の「山谷ブルース」は切ないメロディーに乗せて、「今日のー仕事は辛かったー。後はー、焼酎をー、煽るだけー」とゆーものだったが、今日はコーヒー豆を買うために山谷地区に向かった。台東区日本堤にある「バッハ珈琲」のイタリアンブレンドを買うためだ。焙煎の強いこの豆は100g620円。南青山の「大坊珈琲店」の豆ほどの緻密さはないけど、十分に満足できるレベルなのでオッケーだ。
日本一のドヤ街では当然のごとく、写真のよーに朝から酒を飲んでいるおじさんやおじいさんたちが散見される。夕方になると1人か2人、おばさんやおばあさんも混じる。彼女らは私の想像では娼婦で、かなりリーズナブルな価格でサービスを提供するのだと思う。
いろんなニーズがあるんだなあ。ここの隣町は台東区千束なので、吉原のソープ街だ。
白状すると32年から28年くらい前に、複数回、行ったことはあるけどねー。今は、遠い昔の記憶でしかない。
山谷地区。身寄りと仕事のない人たちの吹き溜まりではあるけれど、いまはすぐ近くに東京スカイツリーが見える。平成の光と影。何とゆーゲップ、失礼、ギャップ!飲んで、フラフラのオヤジが「あれは、東京ドームだー!」と絶叫していた。その姿を見るに、少なくとも山谷地区の簡易宿泊施設のお世話にはならないように、真面目に仕事をし、住宅ローンは払い続けようと思う私であった。

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