2011年4月17日日曜日

石川遼。

最近はゴルフを殆んどしていない。気が向いた時に江戸川の河川敷にある練習場で100球か200球打つ程度だしー、メンバーになっている宮城カントリークラブには月例はおろか、スコアカードの提出さえしていない有様だ。
なので、今の私はゴルファーとは言えない。だからといって、石川遼について語ってはいけないとは思っていない。コンビニで立ち読みをした週刊誌のコラムで、作家の伊集院静が震災の寄付に関して述べていた。久米宏の2億円に関しては、過去に篠ひろ子との再婚の際、ニュースステーションで久米宏が伊集院静をチャカしたこともあり、心情的に嫌いなことが推測できるので辛口のコメントを出していた。孫正義の100億円に関しては冷静に1000億円持っているから100億円出せるのだろうと書いており、これもまた若干のビターテイストだった。しかし、石川遼に対しては、その理由の詳細は示していないものの「賞金全額を寄付に回すことは間違っている」とゆー正論としての認識を提示した。
なるほど・ザ・ワールド。私もそう思う。
若手の人気プロの彼がそうすることで、チャリティーの機運は高まるだろう。しかし、プロにとっての賞金はライフラインに等しく、それを全額寄付に回すぐらいなら、ツアーに出場するなよって、シード権争いをするプロたちからは「このクソガキが!」って内心思われているのではあるまいか。CMやスポンサーとの契約金、その他でお金には全く不自由しない彼が、震災犠牲者に寄付をするのなら、賞金とは別枠で拠出すべきであり、獲得賞金全額を放出すること自体が主催者の意図とは違う方向性を持つ背信行為になっているのではないかと思う。
予言といっては何だけど、おそらく、石川遼は今期、1勝もできないんじゃないかなって思う。モチベーションがフォーカスされず拡散、蒸発する可能性があるからで、ゴルフのよーなメンタルなゲームの優勝争いにおいて、賞金が自分のものにならないとゆー事実はマイナスにこそ働くが、プラスに転じることは決してないと断言できる。
今シーズンの終わりには結果が出るだろうが、おそらく昨年のよーな成績は望めないだろう。マネジメントは父親がやってるのかもしれないが、この案件に関しては全くの失敗だったとゆーことに遅かれ早かれ気付く筈だ。
実際、もう、気付いてるのかもしれないけどねー。

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