2011年3月20日日曜日

義援金詐欺。

人の良心につけこんで悪事をはたらく輩が後を絶たない。
地元、松戸でも厭な事件があった。正確にゆーと、これは詐欺ではないのだが、新京成線八柱駅で東日本大震災の義援金の募集をしていた男子高校生2名に対し若い男が、みかじめ料らしきものを要求し、拒否した2人に殴る蹴るの暴行をはたらき、1000円札10枚を取り上げて逃げたという。ハイチ地震の時には会社経由で1000円の義援金をみずほ銀行渋谷支店に振り込んだ私だが、今回はまだ1円もしていない。安室奈美恵の5000万円や横浜ベイスターズの三浦投手の500万円みたいな派手さはないものの、八柱駅で財布から1000円札を出した10名の善意の人の気持ちが被災地に届かず、1万円の窃盗犯の飲食に消えたかと思うと、心底腹が立つ。高校生2人も悔しい思いをしているだろう。
この窃盗犯も確信犯であるし、テレビ局員を名乗って振り込め詐欺の電話をする連中、駅でもっともらしい名前を語り、震災の義援金を募る奴らも同類項だ。介助犬の募金なんてアルバイトで雇った年寄りを脅して駅前に立たせている。これらの首謀者全員に共通して言えることは、彼らの心の中が腐り切って腐臭を放っているってことだ。私自身、清廉潔白な男ではないし、多少のインチキはする。しかし、善行を隠れ蓑にして悪事をやったことは、おそらくない。50年とゆー長い期間を考慮してなので、「おそらく」と告白するところに、私自身の善意が見え隠れしているのかもしれない。
いずれにせよ、人を錯誤に陥らせるシステム、呼称には騙されないようにしたい。昔、豊田商事という名の会社があった。その中の日立商事とゆー会社を証券マン時代の私が偶然、新規開拓し、そこから、株式売却の注文を受けていた。結果、私の担当した口座にプールされた資金は警視庁生活課によって管理され、被害者に按分して戻されたから多少の社会貢献ができたとゆー点でホッとはするものの、商いを貰っていたことに対しては忸怩たる思いが残った。
何が言いたいかと言えば、豊田とか日立とかの大企業の名前を語り、さも、そのグループ内企業であるかの如きを類推、連想させる商法に内在する狡猾さそのものに問題がある点を指摘したかったのである。
同じことが、和民に対する魚民や、山路代表のAFP通信(最大手のAP通信に酷似してるもん)、ユニセフに対する日本ユニセフ協会にも言え、ボワーっと感じる同じ匂いを禁じ得ないのは私だけだろうか?何だか怪しいってことだけは確かだよ。
まがいもの。その程度や悪質性の濃淡は考慮しなければいけないが、エンドユーザーである我々に取捨選択が委ねられていることは明白で、我々は簡単に騙されないよーにしなければならない。日本人の美徳や素直さを逆手に取った商法を、断じて許してはならない。
ことほどさように、義援金詐欺を真顔で遂行する確信犯は、死刑にするのが望ましい。

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