2010年12月30日木曜日

日本。

私は国士ではないので偉そうなことは言えないけれど、日本の立ち位置とゆーか、現状、今後の展開に憂いている。金町中央図書館で借りてきた榊原英資の「黄金の人生設計図(人生90年をどう生きるか)」って本を断片的に読んだんだけど、みんなが人生90年をまっとうすることはできないだろう。中曽根康広さんみたいに長寿で有能な人は、いるにはいるけどごく少数だ。大部分は、子供を生んだ以外の社会貢献をしたことがない、普通のお婆さんたちが掛け金以上の実額を年金とゆーまやかし金融システムを通じて、抜き取り、貰い続け、90歳どころか100歳まで生き、その過程で医療費とか福祉関係のお金を搾取し続け、国の財源を蝕んでいくのだろう。子供を生まなかったお爺さんは更に貢献度が低い。
福祉って、生産性のない事業に、若い労働力が蝿取紙みたいに吸い寄せられている現状を憂慮しているのは私一人ではないはずだ。こんなんでいいのだろうか?
街に出ると、個人消費は未だに旺盛なように見える。買物や飲み食いをしてストレスを解消できるってのは、実は本当のことで、私の元顧客の資産家で超金持ちのS氏(杉並区在住)は「世の中で一番難しいことはお金を使わないで我慢すること」と、よく言っていた。確かに、1日に1円も使わないと、狂いそうな気持ちになることがある。日本の低金利によって、お金を貯めることを諦めた層は確実にマジョリティーになっていき、その大衆がヒスパニック化した結果、個人消費が動き出しているのではないかと考える。
「ドンキホーテ」や「しまむら」や「和民」、「ユニクロ」や「セブンイレブン」や「餃子の王将」、「ヨドバシカメラ」や「楽天」や「ソフトバンク」などで、あなたは衝動的な買物をした経験はないだろうか?
国防にぜーんぜん興味がなく、芸能情報やお笑い番組が大好きな、つまらない日本人が増殖かつ繁殖してしまった。彼らは公的には何も成さず、そのまんま年老いていく。そこには画期的なイベントや歴史に残るよーなサプライズの生まれる余地は少ない。
国策として、少子高齢化が叫ばれている割に、案外、真剣にこの命題を国是として推進しようとする層・ないしはグループって存在しないのではあるまいか?この国が、ぼんやりとまったりとゆっくりとしている間に、気が付いたら本当に中華人民共和国・日本特別自治区になってしまっていたとしたら?2050年にはそーゆー状況になっていても全然おかしくない。全てのことは起こりうる。全くもって危機意識の無い日本に溜息がでる。
2010年の年末に際し、一言苦言を申し上げた。以上。
3日連続で、息子が愛犬の散歩に行ってくれた。非常に助かった。この場を借りてお礼をしておく。ありがとう。

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