2010年12月30日木曜日

たちあがれ日本。

たちあがれ日本の共同代表である与謝野馨氏が脱退しそうな様相を呈してきた。元々は政界風見鶏と言われた中曽根大勲位の秘書であった彼だが、選挙区での人気・人望はゼロで民主党の海江田万里にも再三敗退している。いつだったか選挙カーの上でうずくまり、そのままたちあがれなかったので、たちあがれ日本の共同代表の地位を奪回することは不可能だろう。この12月の有楽町駅前での街頭演説にも1人来ていなかったし、なんとなく不協和音があったことは私も察知していた。私は平沼赳夫代表とは松戸駅前のデッキで握手しながら30秒ほど喋ったが、個人的にはこの政治家の愚直さが好きで、好感度は相当に良い。郵政民営化って案件で、最後まで小泉純一郎に反旗を翻したのも、対米隷属派議員の範疇に入りたくなかったためだろう。野田聖子なんて簡単に宗旨替えしたもんなぁ。長い物に巻かれない政治家である平沼赳夫と権力の中枢に擦り寄りたい与謝野馨では、所詮は水と油ではなかったろうか。平沼赳夫の支持基盤である「生長の家」にあたるベースが与謝野馨には無い。そーいった長年の努力をせずに、机上の空論を振りかざしてきた責めが、今、出ちゃったのかなーってゆー感じ。
なんか、与謝野馨には軸や仁義とゆーものがやっぱりなかったので、報道を聴いて、なるほどなーって思ったよ。鳩山邦夫とつまんない話をする暇があったら、愛国党の赤尾敏みたいに、数寄屋橋で街頭演説やりなさいよ。神保町のメシ屋のオヤジも、「与謝野さんて全然選挙区歩いてないもん」って言ってたっけ。
ほんとにショボい。与謝野馨には、がっかりだ。

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