2010年8月28日土曜日

征菅論。

征韓論じゃなくって、征菅論。私なりの意見を述べる。今回の民主党代表選は、これまでで最も重要な選挙となる。9月1日の公示から投票はスタートし、党員・サポーターと地方議員票からなる地方票が11日までにまとまり、14日には国会議員による本選挙となる。比率は地方票1に対して国会議員票2ということらしい。菅直人首相対小沢一郎先生の直接対決になるから、これは阪神・巨人戦より面白い。例えていうなら菅が阪神で小沢が巨人。なので小沢の勝ちなんだろうけど、7対8で勝つようでは禍根が残るので、失点は最小に抑えて、力の差で圧勝するしかないな。アメリカの大統領選挙みたく、準備期間が長ければ第3の候補者が立って、直前のところで勝ち馬に乗る形で立候補を取り下げ、お金とポストをもらうってのもアリなんだけど、時間もないし、そーゆー流れにはならなかったみたいね。
子どものころは佐藤栄作が総理大臣でその後は田中角栄。いずれも力のある政治家が総理大臣を張った。以後は、中曽根康広、竹下登、小泉純一郎の三氏を除いて、えーっこんな人でいいのー?てゆー総理も複数いた。つまるところ、その時代において1番力のある政治家が総理の椅子に座るべきなのに、あまりにも例外だらけで、理解に苦しむことが多々あった。
今回の政局は実際のところ仙谷由人と小沢一郎の争いであるし、仙谷側の選挙を担当するのが江田五月のよーなので、極めて御しやすいように思う。社民連出身の菅直人、日本社会党の残党仙谷由人。2人で一郎に挑むの図だけど、マスコミ対策に終始してる感が否めない。経済三団体のトップに頭を下げて、一緒に写真に納まってもらったり、必死なのは分るけど一国の首相が大企業のサラリーマン社長に頭下げてどうするのよ?菅さんは、所詮は総理の器ではなかったということだな。そろそろ、アメリカの言うことを何でもきく総理大臣からの脱却を図る時期に来ているということだな、我が国も。

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