2010年3月28日日曜日

バルト三国。


大相撲春場所で大活躍した関脇、把瑠都が事実上、大関昇進を決めた。彼はバルト三国のうち、1番北にあるエストニアの出身だ。バルト海を西に臨む三国は北からエストニア、ラトビア、リトアニアと繋がっているが、エストニアのみが更に北のウラル語圏に属する関係で、フィンランドと仲良しだ。共通してるのは、いずれの国もロシアが大嫌いってことだ。
大関、把瑠都に関しては大賛成だが、何よりも、日本人力士の活躍に期待したい。これは日本人全員の総意であると思う。1つ朗報がある。元、安芸ノ島の高田川親方に今春入門した193cm、145kgの15歳の少年がいるという。元、横綱の輪島の遠戚に当たるという彼の3年後に期待したい。必ず、出てくる筈だ。
あと、重ねて要請したいのは、新理事の貴乃花親方の部屋から、幕内力士の出ることだ。
日本精神を尊び、相撲道を語るのであれば、新弟子の育成に労力の9割を注ぐべきだ。新弟子の基準を満たす、173cm、75kg以上の若者はザラにいる。年齢さえクリアできれば私でさえ、合格だ。
要は、心をどれくらい鍛えてあげられるかで、幕内力士への道は開ける。フィジカルに強くハングリーな外国人力士を凌駕するには、親方の指導力と人間力が不可欠だと思う。
大関、把瑠都の昇進は喜ばしいことだが、日本人力士の裾野を今のうちから広げておかないと、3年先、5年先には、最早、手遅れになってしまうのは必定だ。
貴乃花部屋に佐渡ヶ嶽部屋の手法を真似ることが可能なら、多分、大丈夫なんじゃないかって思うけど…。

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