2009年12月25日金曜日

楠木正成。

日本史上、最高の戦争指揮官は誰だってゆー企画が某雑誌で特集されていて、第3位に楠木正成が入っていたので、北方謙三著中公文庫「楠木正成」の上巻を買って少し読んでみた。意外や意外、面白いしよーく書けている。北方謙三って、ハードボイルドを書いてる銀座でモテモテのオッサンなんだけど、鎌倉幕府の末期から室町幕府の初期に至る間の歴史的史実を読みやすく解りやすい文体で、主人公たちに語らせているなぁ。
楠木正成とゆーと、幼少のころ、湊川の合戦あとの湊川神社に、母に連れられよく行った。「楠公さん」と言われ祀られているその境内で母に質問したことがあった。
「楠公さんて、何で偉いん?」と私。
「とにかく偉い、立派な人なんや」と母。母には武家社会の変遷や、室町幕府の起こりを説明できるだけの知識、教養はなかった。
で、まだ上巻の150ページ程度しか読んでないので、なんとも言えないけど、この戦乱の時代を生きた侠客の生き様をしっかり学ばせてもらうよ。でゎでゎ。

0 件のコメント:

コメントを投稿