2009年12月1日火曜日

ナメられ始めたアメリカ。

オバマ大統領が最近、どんどん頼りなく見えてしまうのはどーゆーことだろう。物真似の仕事が増えたノッチのほーが、堂々と見えるから不思議だ。今や、黒いノッチと言われかねない状況だ。
もともとアメリカは2.5戦略と言って、世界における2つの大戦争と0.5の局地戦を同時に遂行できるスーパーパワーであった。しかしながら我が国が米中の頭越し外交をやられたとき、これ大昔だな、すでにアメリカは1.5戦略に転換せざるを得ず、中国とのホスタイルな関係を回避するための消極策を余儀なくされ、今日に至っては、かつてのパーレビ国王時代に、傀儡政権みたくコントロールできていたイランにまで核がらみで脅されて、握りつぶすことさえできないテイタラクだ。これじゃ政治的にもドル安に歯止めがかかりっこない。現在はアフガニスタンの0.5に拘り、あと3万人増員して10万人体制にして世界の警察の役割を演じるつもりのよーだ。
現実に、アメリカは、かつてより相当弱くなっている。もはや超大国なんて呼ばれ方はされない。前にオバマは15代将軍徳川慶喜を彷彿させると指摘したばかりだけど、アメリカの凋落はここ2年か3年以内に、劇的に白日の下に晒されるんじゃないかなー。たとえば、シティバンクの破綻とかが引き金になったりしてね。やっぱ、奢れるものは久しからずの平家物語だってことだな。確かに、アメリカの繁栄は100年ほど続いたし、1回は頂点を極めたんだから、別に、いーじゃんねー。そろそろ覇権レースから退場してもいい頃だと思う。ご苦労様。

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