2009年8月14日金曜日

台風8号。

兵庫県を中心に深い爪痕を残した台風8号による死亡者は27名になるらしい。報道では正式発表をする前において、行方不明者の数を入れないのでいつも実態を把握できるのはニュース自体が風化しかけた後になる。新疆ウイグル自治区のよーに、うやむやになってしまう類のものも含めて、ニュースを受け取る側にもある程度の予備知識が必要なのかもしれない。
この台風8号、お隣の国台湾では南部山間部において、未曾有の大惨事になっているという。今から50年前に起こった水害の死亡者が667名だというが、今回もそれに匹敵する規模になるらしい。
政府側としては天災とは言え、事態の収拾に手間取る姿を見せたくないし、どうしても報道は後手後手に回る傾向がある。現在の死亡者は100名強との発表であるが、これではあまりに現実との乖離率が大き過ぎ、正しい報道がなされているとは言い難い。我が国に同様のことが起こらないように、その対策を推進すべく世論に働きかける意味においても、ニュースは熱いうちにその全体像を世に伝播すべきではないかと考える。
さて、岡山県美作市に住む私の父(79歳)は、無事であった。軽自動車に乗って、崩落のあった場所に行って調査をしているのだという。何の調査なのかはわからないが、暑さには充分、注意をして欲しい。

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