2009年4月24日金曜日

プレッシャーという列車。


外資系生保の歩合セールスとゆー仕事は、時間に拘束されない反面、自由業的な側面もありありで、契約が取れないときのプレッシャーは凄い。契約を取り続けられる者だけが残っていけるサバイバルゲームのような仕事だ。だから、週末は大手町から青いロマンスカーに乗って小田原まで行ってJRに乗換え、湯河原温泉「岩本屋旅館」に泊まり、静養したいと、ずーっと思っている。
バブル経済華やかなりし頃、毎日、行きつけの寿司屋に行き、毎週末、温泉へ行くかゴルフをするかその両方かのおいしーい生活をしていた。あの時代は一体、何だったんだろう?ノルマに追われ朝の7時台には必ず、会社に着いて仕事に取り掛かっていた。夜は21時以降にオフィスを出た記憶が無く、ヒドい時は23時台まで仕事をしていた。日中、息を抜くことは当然だけれど、それにしても長い拘束時間をよく耐え抜いたとゆーか、平日は殆ど奴隷状態だったなー。管理職になってからも、所詮は支店長ではないので、消耗品として使われてばかりいた感覚だった。でも、20代と30代は気力はそれほどでもないにせよ、体力だけはメチャクチャにあって、平気だったから不思議にこなせた。
今は、どうかなー。誰に使われるといった感覚は無く、お客様の言うことだけはしっかりと聞く。時間はほぼ完全にフリーなので、没落したイギリスの貴族みたいな幸せを噛み締めてるけど…。ラブラドールレトリバーも飼ってるしー。どっちの生活がよかったのかとゆーと、500%の自信を持って今、と断言できる。でもなー、週1回は銀座の「鮨水谷」、東日本橋の「都寿司橘町店」、人形町の「喜寿司」に行きたいしー、月に1回は青いロマンスカーに乗って温泉に一泊したい。
保険の新契約を延々と取り続けるとゆー、プレッシャーという名の列車に乗り続けてさえいれば、いつかその列車が、青いロマンスカーになっているのかもしれない。

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