2009年4月17日金曜日

もっと練習しないと!

私の楽器はアメリカのオクラホマ州タルサで製造されたカリキオというメーカーのチャック・フィンドレーモデルです。38万8千円して、ケースもマウスピースもついてないってことは、プロが2個目に所望する傾向があるってことですよ。特徴は音が華やか、音程に難あり、ピストンの性能もシルキーやヤマハに較べて格段に落ちる。でもね、ラッパの先の部分、ベルってゆーんだけど、ここの金属の部分をメチャクチャに薄くしてある。だから音の立ち上がりが凄いのよ。昔この楽器の工場がハリウッドの近くにあった関係で、往年の銀幕スターの後ろで鳴ってたラッパの音は殆ど、このカリキオだった。ヤマハなんかはトランペットだけで10万個以上生産してるけど、カリキオは1万個も造ってないんじゃないかな?私のが7342個目だもん。元々、重量の軽いこの楽器の唾抜きの位置を変え、チューニング管の支柱を取り、ピストン脇の小指フックをリング型にして、1番管の上に位置する親指を入れるフックを取り外し、チューニング管内部に銀メッキを施した。お茶の水の下倉楽器リペアセンターの浅香崇三郎さんにお願いして全部やってもらって、もう自分の中では完璧な状態。マウスピースも浜松のベストブラスのエリックミヤシロモデルを使ってるので、正にトランペットのフェラーリですわーっ。素敵過ぎる!
結論を言います。もっと練習しないと!

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