2009年4月5日日曜日

マティーニに関する一考察。

最近はサントリーの白角水割の350cc缶入りを飲むことが多いんだけど、健康にいい反面、なんかこうパンチ力に欠けるとゆーか、日光の1つ手前の駅(今市)みたいなんだなー。焼酎とか泡盛、アクアビットにズブロッカ、ラムのロンリコなんかも好きだし、はっきり言って味覚障害かもしらん。ボルドーのワインなんかも、喋れと言われれば、ソムリエと普通に会話できるしー、好きこそものの上手なれで色々勉強もしてきた。
ところで、マティーニが好きである。なのに、がっかりすることがある。地方のリゾートホテルなどに行った際、そこのメインバーでマティーニをつくっているバーテンダーのレベルが恐ろしく低いことが多かったからである。そもそも、マティーニというのは冷やしたジンにドライベルモットを入れるだけのシンプルなカクテルなんだけど、昔はジンの蒸留が上手くできなかったために、匂い消しの意味でさらにオレンジビターを数滴入れたのよ。でも、21世紀を迎えて、未だに50年前と同じくオレンジビター入れてマティーニつくってる連中のなんと多いことか…。今のジンはタンカレーにしても、ビィ-フィーター、ゴードン、ブードルズにしても凄くクオリティの高いものができているので、余計なことはしないでシンプルにやるべきなんだと思う。気を使うとしたらステア(シェイクは駄目よ)するときに入れる氷を真面目に選ぶことぐらいかな。
一番おいしいと思うマティーニは、ねずみ男に似た中川善博(成田在住)という天才的なバーテンダーと共同開発したやり方だ。まず、ドライジンはタンカレーを使用。ミキシンググラスに注ぎ、ドライベルモットはノイリープラットじゃなくってドランを使う。1滴か2滴を上から垂らし、ステアするだけなんだけど、どれくらいステアしていいのかはわかんないなあー。中川氏に聞いてみるよ。

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